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国際有機農業映画祭2010 一人の人間にできること②

『パーシー・シュマイザー、モンサントとたたかう』

2年前の国際有機農業映画祭で上映されたフランス映画『遺伝子組み換えNON!』のなかで、モンサントの圧力と闘ったカナダの農民の話が出てきて、一体どういう話なのかと気になっていました。

この映画はまさにそのカナダの農民、パーシーさんの闘いの顛末だったのです!

以下、国際有機農業映画祭のHPより
「カナダの農民パーシー・シュマイザーの菜種畑は風で飛ばされてきたGM(遺伝子組み換え)種子によって汚染された。彼は50年間の仕事の成果を失った上に、GM種子を開発したモンサント社に特許権侵害で訴えられた。裁判所は彼に損害賠償金の支払いを命じた。モンサント社は彼と家族の行動を監視し精神的ダメージを与え続けた。彼と妻のルイーズはその圧力に屈せず最高裁に訴えた。米国でも同様にモンサント社に抵抗する農民達がいた。モンサント社の狙いは何か? 巨大企業に立ち向かう農民を支えるものは何か? 最高裁の下した判決は?」

パーシー・シュマイザー

パーシーさんは、ある日突然モンサントに遺伝子組み換え菜種の特許権侵害で訴えられました。

身に覚えの全くないことで、まさに青天のへきれき!

モンサントの監視や脅迫まがいの言動に、恐怖におびえながらも、勇気を振り絞って立ち上がります。

このパーシーさんの言葉はいちいち「ごもっとも!」と声をかけたくなるほどまっとうです。

にもかかわらず、1,2審とも敗訴。その理由をパーシーさんは弁護団の数だと言います。その比率1:29

しかし、あきらめなかったパーシーさん、最高裁に控訴。ここで、パーシーさんによると、ようやく実質勝訴の判決を得ました。

これは、1,2審の結果に衝撃を受けた世界中の心ある人々の支援があったからだとパーシーさんは言います。

パーシーさんは一人で(妻や家族の支えはありましたが)立ち上がりました。その苦境を知って多くの人が立ち上がりました。

やはりきっかけは一人の人間なのですね。

10月に名古屋で開かれたCOP10にパーシーさんが来られていたようです。日本人研究者の論文にも勇気づけられたとおっしゃっていて、同じ日本人として嬉しく思いました。

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