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フィギュアスケートに思う ②

Mizumizuさんのブログを読んでいただけたなら、私の言いたいことはもう書く必要もないのですが、一番言いたかったことを少し捕捉します。

この一連のことで私が一番感じたのはメディアリテラシーについてでした。

フィギュアでメディアの問題を痛感することになるとは、思ってもいないことでしたが。

だいたい、素人でもわかる近年のフィギュアスケートの採点の問題を、しかもそれによって不利益を被っている日本人選手がいるにもかかわらず、マスメディアが全くと言っていいほど伝えないのが、私にはとても奇妙なことに思えました。

それどころか、点数を鵜呑みにして(これも確信犯?)、まるでキム・ヨナが実力的にすごい選手であるかのような“宣伝”を盛んにしているように見えます。しかも真央ちゃんが劣るかのような取り上げ方も多く、事実でないことを捏造するといったことも、私の知る限りでも3回あり、ファンの抗議でテレビ局が謝罪するといった事態もありました。

この辺のマスコミについてはこちらに詳しく書かれています。

さすがにトリノの結果を見て点数が納得できないという言葉を一人二人のアナウンサーと解説者から聞きましたが、スポーツジャーナリストや多くの解説者からは、私はほとんど聞いていません。少なくとも新聞やテレビといったマスコミでは。

私が唯一、この点ではっきりした批判をを聞いたのは、なかにし礼さんが、トリノ世戦でフリーで1位となったキム・ヨナ選手の点数に対して「点数がおかしいですね、きっと前からおかしかったんでしょうね。真央ちゃんは技術的には、はるかに上に行きましたね」(言葉づかいは少し違ったかもしれないけど内容は間違っていないと思う)とお昼の番組で発言されていたものだけ。

ジャンプで一度転倒し、一度はすっぽ抜けしたキム選手の演技が、ほとんどの外国の実況解説者が完璧と言った3Aが、例によって回転不足を取られた以外は完璧に滑った真央ちゃんの点数よりも高かったのですから、普通の人はおかしいと思うのが当然です。

この世戦の点数で、それまであまりこれらの事情を分かっていなかった多くのファンにまで、キム選手の点数がおかしい、その上、真央ちゃんの点数が不当に下げられているのでは?ということが知られ始め、世界中から声が上がり始めたように見えます。韓国と日本のメディアを除いてですけどね(韓国はわかるけど、なぜ日本のメディアまで?ということです)。

こうして色々な現象を見ていると(特に韓国に絡んだことですが)、これはプロパガンダか?と思えるようなことが多くあることに気付きます。フィギュアに限らずです。

韓国のイ・ミョンバク大統領が就任したとき、確か韓国ブランドを高めたいと言っていたと思います。このフィギュアを通して見えてきたのも、国ぐるみ一丸となった、なりふり構わぬ自国選手びいき。国家戦略としての韓国イメージアップ大作戦なのかもしれません。

事実、去年はキム・ヨナ選手の「(日本人選手に)練習を妨害された」という発言で韓国中が大騒ぎとなり、ロスの世界選手権では会場で浅田選手を中傷するビラがまかれたそうですし、マスコミが殺到し、キム選手は無言を通したものの真央ちゃんが記者会見で弁明する羽目になり、演技にもその影響が見られました。

事実は真央ちゃんがキム選手を妨害したなどということは全くなく、むしろキム選手がわがもの顔にリンクを使っている映像が多いのですがねぇ(-_-)

今はYoutubeで問題の部分の動画が見られるので、誰でもある程度検証可能になりました。しかし、こういったキム選手に不利な動画はじきに消されてしまうことや、真央ちゃんを中傷する書き込みの多さからも、韓国側の組織的な動きが随所で感じられました。

この国ぐるみ作戦(?)が功を奏して、ロスでの結果はキム選手優勝、真央ちゃんは多分ジュニア時代も含めて初めてではないかと思われる、国際大会でメダルを逃す4位という結果に終わりました。

韓国のファンが、キム選手の発言を放送したテレビ局によくやったという書き込みをいくつか見かけましたが、しかし、今やネットで色々なことが分かってしまう現在、このような戦略は逆効果だと思うのですが、彼らにとっては声の大きい者勝ちという考え方なのでしょう。

たまたまこの時期、イ・ミョンバク大統領の「韓国民は尊敬されるような行動を取っていないのではないか」という(文言は少し違ったかもしれないがこういう意味の)発言を耳にしました。タイミングがこの騒動の頃だったので、私はこの騒動への苦言のように感じました。そうだとしたら、ちょっと救いがあるんですけれど…私の希望的観測かな…。

海外のフィギュアスケート解説者は、はっきりとしたもの言いをしますが、この採点のおかしさ、真央ちゃんの素晴らしさをきちんと言ってくれています。下記はその一例。
http://www.youtube.com/watch?v=SVVHQFCE35A&feature=related

日本でそれができないのは、解説者も手足を縛られているということなのでしょうね。

こうして、メディアの裏には何があるのか?株主はどういったところか?スポンサーはどこ?

そういったことを以前よりも踏まえてマスコミ情報を見るようになりました(遅すぎ?)。

フィギュアにかかわらず、何事においても自分の目を信じることが大事なのでしょうね。

一つの情報を鵜呑みにせず、自分で調べることも必要。めんどくさいですけどね。

そして実は、さらに不可解なことがあります。それは日本スケート連盟も、このような状況に全く沈黙していること。それどころか、このルールをそのまま受け入れているらしいことです。信じたくないけれど、何か裏があるのかと勘繰ってしまいます。

Mizumizuさんも下記のように憂慮していらっしゃるようです。

国際的な組織のなかで、個人のプレゼンスを高めるため、あるいは何かしらの利益を得るために、自国を貶めるようなことをするのはもってのほかだが、実際には政治の世界ではこうしたことはよくあるのだ。歴史的に見れば、国益などそっちのけで外国勢力と手を結び、私腹を肥やすことにのみ奔走した清朝末期の高級官僚がその例としてよく挙げられる。
日本という国は今どこか、清朝末期に似てはいないだろうか。政治も、メディアも。
                                                 

スポーツの世界までそうなってほしくないが、政治やメディアと無関係でいられない、現在の商業主義的スポーツ競技のなかから、清朝末期の官僚の亡霊がこの日本で跋扈しても、残念ながらまったく不思議ではない。

                                                       

真央ちゃんはただ、リンクに立っただけで美しい。凛として。初めのポーズからすーっと演技の世界に引き込まれます。

音楽、リズムと一体となっての演技は、ポジションの美しさもあって、何度見ても飽きないほど魅力的で、感動的。

なぜこれほど惹かれるのか私も分からないのですが、世界中に真央ちゃんのファンは増え続けているようです。

日本のマスコミにはその魅力がわからないようですけどね。

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コメント

フィギュアーフアンが思ってることを書いて下って有難うございます。
韓国に好ましくない報道は避ける。フィギュアーだけではありませんよ。2週間位前かしら、大学野球のワールド大会で日本&アメリカでは4-2で負けましたが、準々決勝で日本は韓国に9-1で大勝でした。
TBS関口宏さんの番組で4-2で負けたアメリカとの試合を延々と映して、9-1で大勝した韓国との試合は一切コメントなし、私は朝刊でこの結果を知ってたので当然テレビでコメントするでしょうと待ってましたが一切コメントなしでした。
スポーツの解説者は大沢親分と張本氏、何のコメントも差し挟まない関口さんも情けない司会者ですね。
*大学野球の結果は日本3位でした。

投稿: セナ | 2010年8月18日 (水) 23時39分

セナさん、コメントありがとうございました。

大学野球の結果は知っていましたが、関口さんの番組でノーコメントは知りませんでした。
張本さんを使い続けることが、あの局の姿勢を表しているのでしょうね。
管さんの謝罪談話に対してのコメントも、違う意見の出ようがないメンバーをそろえていましたね。
言論誘導と取られても仕方がない番組だと思いました。

投稿: chiki | 2010年8月19日 (木) 09時09分

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